【第618号】平成29年08月09日
労働時間短縮の裏側に
こんばんは、きとうです。
もうすぐ、お盆ですね。
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【 ブラック企業叩きの裏側 】
昨今の労働時間短縮の動きをみていて思うことが二つある。
一つは、年金支給の問題だ。
サービス業なんか、正社員の労働時間を削減すると、それを埋め合わせる人員が必要になる。
正社員の労働時間が減っても、作業自体は減らないので、当然だ。
そうすると、
「社員のシフトを午後に固めて、午前中から昼過ぎまでは、パートの人たちだけでまわそう」
「その方たちに責任を持って働いてもらうために、社員契約していこう」
という話になる。
そんな場面を見るにつけ、若者の労働時間をシニアに割り当ることでシニアに収入を確保させ、
年金支給時期を遅らせようと必死になっているのではないかと勘ぐりたくなる。
ちなみに、消費増税は、明らかに公務員の給与アップの原資を確保するために仕組まれている。
ゴミの分別も同じだろう。
同じ焼却炉で燃やすゴミを資源別に分けて捨てさせるのは、ごみ収集の公務員を増やすための仕組みだと推測される。
【 続・ブラック企業叩きの裏側に 】
もうひとつ、労働時間短縮の流れを意図的に加速させている(と私は感じる)理由は、テクノロジーの進化によって、確実に仕事が減っていく未来にある。
Yahoo!が週休3日制をはじめ、話題になったことがあるが、実際、大企業などは、本気で業務の自動化を行えば、今の労働時間を半分にしても回るだろう。
そうなれば、ワークシェアリングして、給与は下がっても雇用を守る方向にいかざるをえない。
善意でとれば、いまの労働時間短縮の流れは、これから本格化する広義のロボット時代へのソフトランディング期間にも見える。
なんにせよ、世の中というのは、なんらかの意図を持って運用されている。
偶然そういう流れになる、ということはなく、権力者の意図によって誘導されていることを知るべきだろう。
【 オススメ本 】
不老超寿 高城剛
沢尻エリカの元旦那として有名な高城剛さんの最新作。
世界中の最先端テクノロジーを追いかけている人なので、とにかく話が面白い。
読み始めたら止まらなくなるうえに、大変大きな学びを得られる一冊。
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