【第625号】平成29年09月05日
勝ち馬にのれ
こんばんは、きとうです。
9月のスタートは、広島→博多の弾丸出張から。
出店の打合せと段取りを進めております。
広島のオープンは、11月1日でほぼ確定。
博多店のオープンは未定だが、物件契約は済ませております。
予定通り進まないことの方が、はるかに多いのがビジネスの世界。
それを、当たり前と思い、粛々と必用な活動を積み重ねていくことが、夢を実現させる唯一の道。
年内の開発目標までの道のりは、まだまだ遠いが、熱量高く日々を過ごしていきたい。
【 繁盛店 】
10年くらい前にノリオが語っていた言葉を今になって思いだす。
市場に買い出しに行くと、食材を爆買いしていくのは、メディアでよく見かける飲食店ではなく、地味な地元の飲食店だったりするらしい。
繁盛店のオーナーの多くは、日々、お客さんの満足のために、全力で働いているのではなかろうか。
他店を圧倒する熱量をもって、お客さんと向き合っているため、メディアを相手にする時間も、相手にする気もないのではないかと。
ホンモノは、地味に存在している。
そういう人物を見つけ、見本にしていくといいんだよね。
【 自分ごとと他人ごと 】
お店の成績を見ていて思うのは、自分ごとで運営している人間と他人ごとで運営している人間では、明らかな差がある、ということだ。
多くの経営者は、教育によって価値観を少しずつ変えていこうとする。
自己啓発セミナーに参加させる、外部講師を呼んで社内研修をおこなう、
みたいな感じで、教育するわけだが、
100万回の教育よりも、仕組みを変えるほうが、はるかに早い。
例えば、接待交際費をもっと使おう!と100万回言うより、接待交際費の経費計上を認める方が、はるかに行動に影響を与えることは、明らかだ。
結局、仕組みとルールなんだよな。
【 勝ち馬 】
以前のメルマガでも書いたが、若くして起業し、サバイバル能力が開花していない限り、
起業家として生き残っていくのは、本当に難しい。
その処方箋として、フランチャイズに加盟するとか、ヒット商品の販売代理店になる、という手法を挙げてみたが、
これらは、勝ち馬に乗る戦略だ。
経営において、最も成功率が高いのが、成功している事業にのっかることだ。
その業界のトップと組めれば、ゼロから起業するよりも、はるかに成功率があがることは、容易に想像ができる。
勝ち馬を見つけ、口説いて乗っかるというのは、実は素晴らしい経営能力だ。
自分で興した事業以外で勝っている経営者をけなすのは、非常に視野が狭い。
話が変わるが、一芸に秀でた人の熟練の技を見るのが好きだ。
技術にはレバレッジがない。
ドラムなんか、まさにそうだが、日々積み上げた練習以上の演奏をすることはできない。
治療家も、占い師も、調理人も、筋トレなんかもそう。
技術を要する職業は、日々の積み重ね以上の結果は出ない。
私たちの目の前で見せてくれるパフォーマンスの裏側にある、地味な努力の継続を思い描くだけで胸熱になるのが、一流技術者の人たちだと思っている。
一方で、事業は、ビジネスモデルを工夫したり、ファイナンスしたり、人材確保したりと、様々なレバレッジポイントがある。
すなわち、他者の力を借りながら、自分ひとりの行動量以上の結果を得ることができる。
だから、事業家たるもの、常に広い視野をもち、自分に制限を設けず、会社を育てていく戦略を描いていけばよいんだ。
なるべく大きなスケールで。
事業家には事業家なりの努力の仕方がある。
【 キトシュラン 】
鮨 かんび(福岡)☆☆
若い大将が切り盛りする博多の鮨屋。
こういう人が飲食店やるべきなんだよな、と思わず思う仕事ぶり。
鮨が好きで、お客さんが好きで、店をやっているのがヒシヒシと伝わってくる。
大将が好青年で、料理もかなり美味しいので、名古屋にあったら絶対に通うな。
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400106/40038828/
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