【第649号】平成30年01月17日
支店経営とチェーンストア
こんばんは、きとうです。
メルマガの原稿が、たまっておりまして(笑)、配信が高頻度になっております。
そういえば、2月1日に、銀座で、
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本日は、セミナーのテーマのひとつである、
違うブランドを多店舗化する支店経営と、
同じブランドを多店舗化するチェーンストア経営、
というテーマに少しだけ触れてみたい。
わたしが、チェーンストア理論にハマったのが、この支店経営とチェーンストア経営の概念に触れたことだった。
支店経営というのは、蕎麦屋をやり、イタリアンをやり、居酒屋をやり、定食屋をやる、みたいに様々な業態を展開する手法。
一方、チェーンストア経営とは、同じ業態を多店舗展開する手法になります。
最近の成長企業でいうと、串カツ田中とか鳥貴族、になりますかね。
このように、同じフォーマットを延々と展開していく経営がチェーンストア経営です。
飲食店は、経営者のスタンスが、この真っ二つに分かれますね。
事業家として売上・利益を伸ばすことにロマンを感じる経営者は、チェーンストア経営を志向し、
飲食店をつくること自体に面白味を感じる経営者は、支店経営を志向している気がする。
これは、どちらが良いとか悪いではなく、人生観とか哲学みたいな部分で決まってくるように思う。
日本におけるチェーンストア理論の第一人者であった、渥美俊一氏は、支店経営の限界は15店舗、という主張を一貫しておりました。
支店経営は30店舗まで成長すると、いずれ15店舗まで縮小すると。
わたしは、居酒屋を3店舗経営をしているとき、たまたま休憩室のトイレで、この記事を読み直し、
チェーンストア理論の素晴らしさを再認識し、
同一フォーマットで20店舗まで拡張していったわけです。
逆にいえば、「15店舗以上、広げる気は無いよ」と決めているのであれば、支店経営により、様々な業態を世間に送り出すことを、楽しめばよいわけですよ。
とはいえ、会社の成長という観点でのみ、支店経営とチェーンストア経営を語れば、
この両者には、非常に大きな差が生まれることも知っておいて損はない。
最近の事例であれば、いきなりステーキと俺のフレンチの差は、まさに、この経営スタンスから生じている。
支店経営とチェーンストア経営の違いの真髄がどこにあるのかは、いきなりステーキと俺のフレンチの違いを紐解けば、おのずと見えてくるわけです。
支店経営が崩れるパターンはひとつしかない。
セオリーが確立されていても、チューリップバブルとビットコインではないが、同じ過ちを繰り返すのが、人間なんだよね。
【 2018年 セミナー案内 】
3月5日(月)名古屋会場 残席1
3月6日(火)大阪会場 残席あり
3月8日(木)東京会場 満員御礼
3月12日(月)東京会場 残席あり
3月13日(火)名古屋会場 残席4
3月15日(木)大阪会場 残席あり
時間はいずれも、14時~16時
料金は、12000円(税別)となります。
お申込みはこちら!!
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※会場はお申込後、お知らせします
※ご希望の日程を、お問合せ内容のところに書いて送ってください。
内容は以下!
1、挨拶しつつ、投資について思うことと2018年の経済予測
2、事業は参入市場できまる。
・居酒屋ビジネスが成功した理由の核心と、売却を決めた核心。
・フランチャイズ事業に参入した理由。
・現在、自分が乗ろうとしている3つの波
3、多店舗展開に必要な構えとは?
4、参入してもよい2つの市場パターン
5、スピード展開が望ましいケース、スピード展開しても意味がないケース
6、違うブランドを多店舗化する支店経営と、同じブランドを多店舗化するチェーンストア経営。
7、フランチャイズ展開と直営展開の本質的な違い
8、良い人材を集める方法
9、多店舗展開を成功に導く考え方
10、質疑応答
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